四十肩、五十肩ってよく聞きますよね。
早ければ30代で、逆に60代でも70代80代でも発症する肩の疾患です。
肩関節内に炎症が起きて筋肉が凝り固まり、肩の可動域が狭くなって痛みとともに
動きが悪くなるものです。
じゃあ、四十肩と五十肩って何が違うの?
四十肩と五十肩の違いは?
なるほど。四十肩も五十肩も同じ病気ということですね。
でも・・・私は39歳で発症したんですよね💧
それでも三十肩とは呼ばないんですね😅
実際、病院へ行ったら「四十肩ですね」って言われたなぁ。
これね、肩が痛いのなんて、お腹が痛かったり頭が痛かったりするよりは断然マシでしょ!
って思う人多いと思うんだけど、侮るなかれ!これがヒジョーーーーーに辛いんです!!!😂
痛くて痛くて一日中肩のことばかり考えてしまうほど💧
一日中そのことで頭がいっぱいだなんて、恋煩いならぬ肩煩いですよ⤵️
では、そもそも四十肩、五十肩になる原因はなんでしょう?
四十肩、五十肩の原因は?
直接的な原因は完全には解明されていないらしいです。
でも加齢により血液循環が悪化したり、筋肉、腱などの性質の変化が起こったりすることで、
肩の周辺組織が炎症を起こして腫れや痛みが生じる疾患です。
運動不足の人が、いきなり運動したりすることをきっかけに発症することも多いんだとか。
私はまさにそれで、諸事情により1年ほどゴルフをしていなかった時期があるんです。
1年ぶりにクラブを握り、いきなりトップギアでゴルフをし始めたのがたぶんきっかけ💦
こんなこと若い頃は普通にあったことなのに、これはまさに避けては通れない老いですよね⤵️
四十肩、五十肩の症状は?
ある日突然、痛みが出始めます。
最初は筋肉痛かな?寝違えた?っていう感じだったけど、痛みが日増しに強くなる。
あっという間に、着替えるのも寝返りうつのもしんどいほどの痛みに😱
ピークには、痛みで夜眠れなくなり、翌朝はげんなり💀
あの辛さは、なった人にしかわからない!!!
四十肩、五十肩には3つの病期なるものがあるんです。
急性期(およそ2週間から1カ月)
ある日突然痛みが出始めるのがスタート。
私のようにすぐに痛みが増して来て、何をするにも痛みが走る。
痛みで夜もろくに眠れないので、イライライライラ・・・泣けても来る💧
この急性期に気をつけなくてはならないのは、絶対安静!!
といっても日常の生活はしていいんだけど、無理に肩を動かしたりストレッチをしたりする
のは絶対してはいけないこと。
ここで無理をしてしまうと、後遺症が残ったりするので怖いんですよ。
この時期、患部がもし熱を持っていたら冷やす事もポイント。
また、あまりに痛みがヒドかったら鎮痛消炎成分インドメタシンなどが配合された外用薬を
使ってもいい。とはいうものの、こんなものはハッキリ言って気休めです⤵️経験上。
痛いときは何をしても痛い。これに付きます😓
慢性期(半年から1年)
激痛から少し経つと、鈍〜い痛みへと変わります。いわゆる鈍痛ってやつ。
でもこの時期が最も長くて辛い時期。
急性期で起こった炎症によって筋肉が萎縮して固まり、思うように肩を動かす事が出来ない。
一番苦労したのは着替え👚
とにかく腕を上や後ろに動かせないんでね、着替えるが大変で大変で。
着替えって、思うより結構肩の関節を使ってるんですよね。
ああ、後、電車の中でつり革につかまることも出来ませんでしたね。
腕が上がらないので届かないんですよ💦
下半身はなんでもなかったので、つり革につかまらずに仁王立ちで踏ん張りました。笑
この時期の鈍痛は、地味な痛みだけれど、四六時中頭から離れない痛みでもあります。
常に肩周辺がどんより重たくて、それの影響で首や腕も張って来て辛かったなぁ😂
頭から離れない事もあり、気分的にも沈んで出不精になったりね。
この慢性期に、適度なストレッチをしてもいいってことだったので、少しずつ無理のない
程度にストレッチしてました。でもこれも良かったのか否か・・・
効果はこの時はまるで感じませんでした⤵️
急性期では患部を冷やすのに対し、慢性期には患部を温めるのがいいらしいです。
炎症は治まって来てますから、温めて少しでも肩が凝り固まるのを防ぐほうがいいそうです。
回復期
肩の可動域が徐々に広がってきて、痛みも少しずつ治まってくる頃。
それでもまだ鈍痛は続くんですけどね。この回復期の期間も人それぞれ。
でもこの回復期が最も後々大事になってくるのです!!
ここで、ストレッチや肩を動かす軽い運動を、毎日毎日すること!!
そうです、肩をできるだけ動かすんです。
動かさずにじっと治るのを待ってるだけでは、狭くなった肩の可動域は元に戻りません。
痛みが治っても、後遺症として腕が上がらないままになってしまうことも。
私もここはがんばりましたよ💪
ただ、回復期においては年単位かもしれません。
私の場合、痛みはひいて行きましたけど、冬の寒い時期に肩や首のこりがひどかったです😓
四十肩を発症したほうの肩だけなので、間違いなく後遺症ですね。
数年経った今、ようやくそれもなくなり元も身体になりました。
四十肩、五十肩を治すには?
これはねぇ〜、私もいろいろやりましたよ。藁をもつかむ思いで。
まず、急性期には病院嫌いな私は病院へは行かず。
ただひたすら痛みと戦って、湿布を貼ったりしてましたね。
だって、すぐに治るものと思ってましたから。
時々腰が痛くなったり膝が痛くなったりしたこともあったけどすぐ治ったし。
それと同じだろうと甘く見てました。
その頃の私に言いたいです、「はよ病院へ行け」と。
この急性期には病院で打ってくれるヒアルロン酸注射やステロイド剤注射が有効で、
根本的な治療ではないにしろ、辛い辛い痛みを和らげてくれます⤴️
素直に医療に頼った方が身のためということです。
そして慢性期。
私の場合は期間にして半年ほどかかりました。
その半年の間にしたことといえば、
- 整体
- マッサージ
- 針治療
- 漢方薬
- 関節痛などの薬
- 病院での注射
- 病院での電気治療
これだけのことをしましたよ。
どれだけ四十肩が私の生活に悪影響を及ぼしていたかわかりますよね😓
この時期は、一刻も早く治したくてネットとにらめっこの毎日。
そこで『コレが効く!』だの『これがいい♡』だの聞くとすぐに実践!
でもね、どれもこれも、決定的に効いた!っていうのは1つもなし🙅マジで。
すべて 気休めでしかありません!断言します!
私の経験からの持論で言うと、四十肩、五十肩は時期が来ないと治らない。
これです。これがすべてです。
でもね、だからといってただ黙ーってそのときを待つなんて出来ませんよね💦
人間とはもがくものですから、一通りやるといいです。
何か新しい事をすると人間っていいように感じるもので、一瞬は痛みが治まったような気が
してくるものです。
そうもがいているうちに、その時期は間違いなくやってきますから👌
半年から一年は長いですけどね。正直とてつもなく長い長い半年でした😂
最後に回復期。
痛みは和らいで来たものの、まだまだ鈍痛は続いてましたね。
でもがんばって病院で教えてもらったストレッチをひたすらやりました。
ここで、効果的なストレッチ方法を教えます!
まず一番効果的なものはこれ👇
ものすごく単純な運動ですけど、これがとても効果的⤴️⤴️
肩の可動域が広がって行き、徐々に腕が上がるようになってきます。
私も暇さえあればこれを何度もやってましたよ。
勢い余って、時々ダンナをエルボしたりして。笑
回復期に運動をどれだけして肩の可動域を広げるかによって、予後がはるかに違ってきます。
ヒドい人は肩が固まったままで腕が一生上がらなくなってしまう人も。
そのために、肩こりや首の凝りなどが慢性的に続いてしまうんだって。
そうならないために、ここでの運動やストレッチはものすごーく大切です☝️
その他、いろんなストレッチ方法がありますよ。
いずれにせよ、肩の可動域を広げるためのストレッチです。
四十肩、五十肩で悩んでいる人は、回復期にはぜひやってみてください!
四十肩、五十肩を予防するには?
ハッキリ言って、なる時はなります!
でも高齢になってもなる人もいればならない人もいる。
これは生まれ持った体質もあるでしょうし、生活スタイルによっても変わるし。
私の場合は、父、母、姉、私と家族のほとんどが発症してますので、もともとそっち系が
弱い家系の可能性が高いですね。
でももしかしたら、いきなりゴルフ復帰していなければなっていなかった可能性もあります。
なので、何かスポーツを始めるときは必ずストレッチや軽い運動をしてから始める事を
強く強くおすすめします!!
後で泣いても知りませんよ。(実際泣いたし💧)
以上、私の四十肩体験記でした。
誰かの参考になればと思って書いてみましたよ。
四十肩、五十肩の人がんばってね💪